2017.06.09更新

こんにちは!
神戸市灘区 六甲道駅付近の歯医者「村田歯科医院」です。

皆さん、「酸蝕症」と「齲蝕」の違いをご存知でしょうか?

「齲蝕」は歯垢の中の虫歯菌が、お口の中の食べかす(糖分)を栄養にして酸を作り出します。その作り出された酸によって歯が溶け出すことを言います。

「酸蝕症」は口の外から入ってきた酸や体の中の酸(胃酸)によって歯が溶け出すことです。

近年、酸蝕症が急増しています。
理由としては以下のことが考えられます。

・摂食障害による自己誘発嘔吐
・ワインや清涼飲料水の摂取量の増加
・胃食道逆流症

などがあげられます。

齲蝕は歯の食べかすが残りやすいところに出来ますが、酸蝕症は歯全体を浅く溶かしていくのでご自身では気が付きにくいかもしれません。

皆さんも酸蝕症にならない為に、お口に入るものに気を付けていきましょう。

投稿者: 村田歯科医院